２０２４年は 2023.12.31
２０２３年も残すところ今日１日となりました。２０２３年は皆様にとりましてどのような年でしたでしょうか？今年も様々な物の価格が上がり、家計に直撃した年でした。寝具店も例外ではなく、２０２２年から今年に掛け、様々な商材が数回に渡り値上げされ、しかしながら、直ぐに価格転嫁できずに苦しみました。作り直しの価格も３０年間価格は改定されませんでした。しかし、この物価高では価格を上げざるをおえませんでした。お客様にはご迷惑をお掛けしましたが、営業を継続するため苦渋の決断でした。
当店では、SDGsと言われる数十年前から、使い捨て布団はほぼ扱わず、地球にとって優しい商品を取り扱っています。SDGｓの「作る責任、使う責任」は、綿布団や羽毛布団等、作り直しが出来る商品を使う事により、ゴミを減らすものでＳＤＧｓに貢献しています。昔は綿布団を多くの方がご使用いただき、作り直しが当たり前でした。しかし、「綿布団は重い」等の意見が出され、各メーカーが軽い素材の寝具の開発を行いました。そしてそれが売れると解かると、今や、有名メーカーは競うように価格を下げ今に至ります。これら寝具を利用している今の現役世代は、綿布団の存在すら知らなくなり、また、寝具専門店は敷居が高いようで、寝具店離れが進みました。しかし、寝具専門店も指をくわえている訳ではなく、様々な商品展開を行いました。綿布団の中綿を、綿一辺倒ではなく、化繊繊維を混ぜこむ事で嵩を出し、中綿量を減らし軽量化を計りました。お客様にも様々な提案を行い、綿布団の固定観念を変えても頂きました。今後、現役世代もＳＤＧｓに貢献する思考にシフトしなければいけません。今こそ寝具も多少高くても使い捨て寝具を辞め、再生可能な布団へのシフトをしなければゴミ問題は終わりません。羽毛布団も激安品に飛びつけば使い捨てとなりゴミを増やす原因となりますし、全く羽毛の効果は得られません。情報社会で、騙されやすいのも羽毛布団です。騙されないためには寝具専門店の知識が必要ですので、お気軽にお問い合わせください。お得意様からは、様々な通販商品等の質問も良く来まし、回答によりお客様の不安も解消されています。
さて堅苦しい話は終わりにして、あと１３時間後には新たな年を迎えます。２０２４年は物価高も収束し、平穏な年になる事を希望します。それでは皆様にとりまして良い年になりますようお祈りいたします。