布団も多種多様化　2015.12.29
　この時期、家の大掃除を行う人は多く、いつもはしない場所の掃除を行う確率は高くなる。押し入れの整理もこれに当たり、掃除と言うより断捨離をして空間を開けたいと思う人は多いだろ。生活スタイルが変わり、その昔正月やお盆には実家に帰り宿泊した人も多く、それには人数分の布団が必要だった。しかし近年では宿泊する人も減り布団が邪魔者になっている。それを証拠に、当店にも要らない布団を引き取ってもらいたいと言う電話が多い。また新しい布団を買ったので要らなくなったと言う人からの電話も多い。現代は様々な商店や通販で布団は販売され、多種多様の布団が存在する。腰や体にフィットすると言われてる低反発。寝返りをサポートする高反発。その他にも様々な布団が販売されてる。売る側は自分の売る布団は最適と言って売るが、それは当たり前の商売方法だ。しかし正解はなく、その人が良いと思う布団が正解だ。布団は説明や見ただけでは分からないのが悩みどころで、当店でも何を進めてよいかは分からないのが答えだ。掛け布団で軽くて暖かいと言われれば羽毛布団を進めるが、敷き布団や枕に関しては答えに困る。体系や寝姿勢、腰の具合等が人によって違いすぎるからである。メーカーは開発競争を行い進化を進めているが、それに最終形は存在せず、正解はいつになっても出そうにない。一時は低反発が良いと言い、どのメーカーもそれを販売したのだが、数年後には高反発の方が良いと言われたからで、低反発を買った人は悩んでしまったのだ。多種多様化するのは大いに結構だが、布団に関してはそうは思わない。睡眠は生きていく中で一番大事であり、使い捨て布団は決して使わない方が良い。何故なら、責任を持って販売していないからである。