木綿布団について

　木綿布団は昔から日本人の多くに親しまれたものでした。しかし、近年では「価格が高い」「重い」「ダニがわく」など評判は良くなく、木綿布団離れが進んでいます。しかし、ダニは綿から発生する訳ではなく、ダニは人の皮脂やあかを餌とし、住み易い環境があるためと言われています。しかし綿布団は悪いところだけではありません。綿（コットン）は植物から収穫され吸湿性に優れ、また、肌触りが大変良く温かみに優れています。また最大の特徴は、作り直しが可能であるということです。使い捨ての時代から、近年では地球に優しい再生の時代へと変わりつつある今、綿布団がもう一度見直されています。また、技術の進歩と共に防ダニ綿やサテンの開発も進み、こちらの方も解消されつつあります。