目立ったのは 2017.12.21
２０１７年も間もなく終わりをつげ、新たな年を迎える。今年２０１７年も様々な事件、事故等起こった年だったが、やはり北朝鮮の問題がショッキングだった。日本は平和ボケしていると言われおり、まさか日本列島にはミサイルは落ちないと思っている人がほとんどであろう。しかしアメリカに目を移せば、この脅威に対し対策が進められており、一般人も例外ではないと言う。
布団業界では、今年も通販で多くの商品が発売され、特に夏季の冷感商品と冬場の羽毛布団が特に目立った年だったように思えた。また、前々から発売されているロングセラー商品も未だに販売されており、番組ではモニターが素晴らしいと大袈裟に褒めたたえている間抜けなシーンも相変わらずだった。インターネットをされる方なら分かるだろうが、羽毛布団と検索すれば山のような商品に出くわす。しかしどれが良いのかは今一つ分からないのが実情で、当店にもその商品の評価を求められることがある。お得意様でない限りこうした質問をする人はいないため、正直に評価をすると大抵のお客様は信じてくれ、結果当店の商品を買ってくれる。ネットで売られている商品は共通して価格は安い。しかし低価格にするからくりだらけの商品なのである。例えば１０万円で売らなければ利益の出ない商品を５万円で売るはずはない。しかし堂々と半額で売りますと嘘をついているのである。元々５万円で売れる商品を１０万円としているのだ。また、本当はそうでないものを最適と称しで売るのもいただけない。例をとれば、生地は綿１００％が高価なのだが、からくり商品ではTTC（綿、ポリエステル混）が最適だと嘘を言うのだ。また、ダックダウン８５％なのに１．１ｋｇ位しか入れないのも最適とは言えない。ダックダウン８５％なら産地には関係なく１．３〜１．４ｋｇは入れなといけない。高級羽毛布団と言うのなら、生地は綿１００％で８０サテン織。羽毛はグースダウン１．２ｋｇ位でダックダウンは高級ではない。欲を言えばキルティングはツインキルトをお勧めする。これなら高級と歌っても文句はない。もし、お客様の中で羽毛を購入しようかお迷いなら、メールにて質問ください。正直に評価致します。当店の商品を購入いただけなくても構いません。騙される方を１人でも少なくする事がふとん屋の使命と思うからです。綺麗ごとでも何でもありません。近年詐欺事件が後を絶たない中、騙している人をぎゃふんと言わせたいだけです。