台本通りだが 2022.04.28
通販番組でこの時期多く売られるのはダウンケットが多い。そして今日もそれを販売していた。毎度おなじみの方が商品の紹介を行っていたが、やはり台本通りであると思った。テレビの通販番組では言葉だけでなく、画面に小さな文字で短い時間説明が入る。そのため嘘ではないが、その商品の中身などの数字と、言っている言葉に開きがある事が多い。今日のダウンケットは、言葉だけだと非常に上質の商品のように感じた。その言葉とは、中身の羽毛が〇〇産で、上質な羽毛を贅沢にたっぷり使っていると言う説明だった。しかし画面の下方には、ダウン５０％、フェザー５０％の小さな文字が表示されていた。正直、ダウン５０％、フェザー５０％では上質ではなく、ダウンと言ってよい最低ラインである。ダウンケットだから５０％でも良いが、説明だけだと勘違いしてしまう。まあ、これも台本通りであるから仕方ないのだが。そして、説明しているベテランも布団の知識などはまずない人だ。もし知識のあるひとなら、贅沢にたっぷりと言う言葉は使えないからである。価格は確かに安いが、それはそれなりの商品であり、高品質ではないのだ。中身の羽毛、生地も安売りのために作られたもので、この商品を高品質と言って売ってはだめだろう。SDGｓが浸透されつつある今、こうした使い捨て商品を作って売っては時代に逆行しているのは如何なものか？